4月 会長先生ご法話に寄せて

「あるがまま」を受け入れる

○「真実」とは何か

「真実」と聞いて、まず思いつくのは「真理」の事です。

仏教は、一人ひとりが真理を自覚する事を大事にしますから「真実を守る」とは、真理に随(したが)って生きることと受けとることができます。

私はここを読まさせていただき、真理という言葉は良く聞いていた言葉だけど、どういう事なのか理解出来なかったので、心田を耕すのご著書を読まさせていただきました。

真理とは無常、無常とはすべては変化する、日常生活のできごとを素直にありのままに見ればいいのですと教えて頂きました。

私は今主人に対してすごく不満や許せない心を抱いています。

こういう心で生活しているとすごく辛くて悲しい日々を過ごす事になります。しかし、この心もいつか変化していく、この出来事から自分を見つめ心が柔軟になるために精進していくのがこの出来事の意味があるのではないのかなあと思うと少し心が前向になれました。

○雑草という名の草はない

人間は、大煩悩の持ち主だからこそ、真理を自覚できる力を授(さず)かっているのだとなれば、煩悩は私たちを生かし、育てるありがたいものとなります。

ここを読ませていただき煩悩は悪いものと思っていたのが煩悩は私達の成長に欠かせないものだと気づかせてもらいました。

これからいろいろな出来事や人との出会いで悩み苦しむ事がまだまだある事と思いますが真理=無常を思い出し心柔軟になれる自分でありたいと思います。

        合掌

湖北支部  K.T

(太字は会長先生ご法話4月号より引用)

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